ZANDONA(ザンドナ)のプロテクターを知ろう!愛用者兼担当者のザンドナマンがご紹介! - プロトツーリング部
  • 2022.01.19

ZANDONA(ザンドナ)のプロテクターを知ろう!愛用者兼担当者のザンドナマンがご紹介!

ツーリング用品

こんにちは、ザンドナマンです。

めっきり寒くなりまして日々の通勤でしかバイクに乗れておりません。家にある数々のツーリングギアが軒並み埃を被っていく季節です、埃知らずなのは毎日使うヘルメットとグローブ、プロテクターくらいなもの。ヘルメットとグローブはバイクに乗る上で必須なものと誰もが認める所ですが、プロテクターはいかがでしょうか?今日はプロテクターの重要性と、プロトが輸入元を務めるボディプロテクターブランド「ZANDONA(ザンドナ)」について語っていきます。

●バイク事故に備えよう!プロテクターの重要性
●ZANDONA(ザンドナ)とは? - ブランドの紹介
●CE規格とJMCA推奨って何?

主な商品シリーズ

●NetCubeシリーズ
・胸部プロテクター
・バックプロテクター
・エルボー/ニーガード
・プロテクションパンツ
●HYBRIDシリーズ
・バックプロテクター(アンチトーション機能付)
・プロテクターアーマー

最後に

●ボディプロテクターの効果とは?

バイク事故に備えよう!プロテクターの重要性

車と違い、生身剥き出しで公道を走るバイクは常に事故・怪我のリスクと隣り合わせです。ささいな操作ミスひとつ、不注意ひとつでもタイミングが悪ければ怪我、最悪命を落とす事故に繋がります。

引用 警視庁ホームページ「二輪車の交通死亡事故統計(2020年中)」|https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/nirinsha/2rin_jiko.html (2021/11/29取得)

警視庁の調査によると、2020年二輪交通死亡事故の損傷部位の50%は頭部、次いで割合が大きいのが25%の胸部となっており、過去5年間で見ても頭部48.7%、胸部28%と、頭部・胸部が主な致命傷部位であることが分かります。。

このことから事故の際に被害を軽減させるには、

・ヘルメットのあごヒモをしっかり締める
・胸部プロテクターを着用する

の2点がとても大切、と言えます。

引用 警視庁ホームページ「二輪車用ヘルメットのあごひも及び胸部プロテクターの着用状況調査結果」|https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/nirinsha/heru_pro.html (2021/11/29取得)

また2021年9~10月の調査では、頭部を守るヘルメットの形状別利用状況についてフルフェイス(34.8%)、ジェット(37.8%)、半キャップ(27.2%)という割合になっているそうです。大体三等分くらいなんですね…。

少し以外だったのは、形状別の死者数です。「フルフェイスは安全、半キャップは危険」と思っていましたが、死者数別ではフルフェイス(55%)、ジェット(22.5%)、半キャップ(20%)となっており、必ずしもフルフェイスなら安心、という訳ではないということ。2020年中に発生した二輪死亡事故の25%で事故時ヘルメットが脱落していた、というデータもありますので、事故被害軽減のためには「しっかりしたヘルメットを適切に装着する(あごヒモをしっかり締める)」のが大切です。

さて本題、プロテクターです!頭守ったら次何守る!・・・そう、です!!

一体どれくらいのライダーがザンドナマン、もとい胸部プロテクターを着用しているのか・・・

引用 警視庁ホームページ「二輪車用ヘルメットのあごひも及び胸部プロテクターの着用状況調査結果」|https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/nirinsha/heru_pro.html (2021/11/29取得)

「2021年の着用率は8.6パーセントで、前回調査と比較して0.2パーセントの微増となりました。」

少なーーーーーい

ヘルメットは誰しもが被ってる。ほぼ100パーセントですよ。

胸部プロテクター 着用率 8.6パーセント

え・・・なぜ?なぜ着けないんですか・・・内訳をみていきましょう。

引用 警視庁ホームページ「二輪車用ヘルメットのあごひも及び胸部プロテクターの着用状況調査結果」|https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/nirinsha/heru_pro.html (2021/11/29取得)

・着用が面倒(41.3%)
・値段が高い(26.2%)
・プロテクターを知らない(15.5%)
・恰好が悪い(2.3%)
・その他(14.6%)

ふむ・・・着用が面倒、値段が高い、なるほど。確かにそうかもしれない。

プロテクターを知らない!?

そんなあなたにザンドナ!今日はプロトが輸入元、あなたのパッションをプロテクトする情熱の国イタリア発のボディプロテクターブランド「ZANDONA(ザンドナ)」について、担当者ことザンドナマンが日本では多分一番詳しく紹介していきたいと思います。

【参照元|警視長ホームページ:https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/index.html(2021/11/29取得)

ZANDONA(ザンドナ)とは? – ブランドの紹介

ザンドナが創業したのは1985年のイタリア、当初は樹脂技術の研究開発を行っていました。樹脂成型のノウハウを生かし、個人用保護具(PPE: Personal Protection Equipment)の分野に参入したのが今から約20年前の2001年、以来オートバイ用は勿論のこと乗馬用、スキー用などのプロテクターを多数世に送りだしています。

機能性・デザイン性に富んだ高品質なプロテクターは全てMade in Italy。あらゆる参入分野からのフィードバックを得て独自に技術革新を進め、「情熱を守る(Protect Your Passion)」を使命としています。

製品の監修には札幌五輪スキーの金メダリストで、イタリアの国民的英雄でもあるグスタヴォ・トエニ氏も関わっており、激しいアクティビティでも動きを妨げないしなやかさと、CE規格に通る確かな保護能力を併せ持つプロテクターは世界のプロアスリートに愛用されています。

ザンドナのボディプロテクターの特徴は何と言ってもその柔軟性。スポーツ界からのフィードバックが生かされており、動きやすい柔軟性と着心地の良さは他のプロテクターとは一線を画すもの。

当然プロテクターとしての保護性能もバッチリ、プロトで取り扱っているザンドナ胸部プロテクター付モデルの多くがJMCA推奨胸部プロテクター認証を受けた高水準なものです。

CE規格とJMCA推奨って何?

プロテクターを探しているとよく見かけるこの言葉、「CE規格」「JMCA推奨」について少しだけご紹介します。

【CE規格】
欧州で広く使われている製品規格です。オートバイ用ボディプロテクターでは「保護能力」と「装着部位」に合わせていくつかの規格が設定されています。(ここではオンロード用)
EN1621-1: 全部位が対象の規格。レベル1と更に高い保護能力のレベル2があります。
EN1621-2: 背中(バックプロテクター)用の規格。EN1621-1よりも高い水準の保護性能が要求されます。レベル1とレベル2があり、EN1621-1のレベル2よりもEN1621-2のレベル1の方が高い保護性能が求められます。
EN1621-3: 胸部(チェストプロテクター)用の規格。EN1621-1よりも高い水準の保護性能が求められ、保護面積に応じてさらにTypeAとTypeBに分類されます。レベル1とレベル2があり、バックプロテクター同様にレベル1にも高い保護性能が要求されます。

他にもエアバッグ用の規格(EN1621-4)、オフロード用プロテクター(EN14021など)の規格があります。

JMCA推奨胸部プロテクター
JMCA(全国二輪車用品連合会)が設定した安全基準をパスした優良用品に認められる制度です。レベル1と更に高い基準が求められるレベル2があります。認証品にはパッケージに専用の「JMCA推奨胸部プロテクター」のステッカーが貼付されます。

続いては、ザンドナのプロテクターを代表する2シリーズを見ていきます。

 

NetCubeシリーズ

衝撃吸収性の高いニトリルショックゴムをザンドナ独自の特許技術「Net3 Technology」によって成形した、無数の立体構造を持つプロテクターシリーズです。衝撃吸収に適した構造と材料組成で、プロテクションパッドの厚みを抑えながら最大限の保護能力を確立しています。

 

胸部プロテクター NetCubeチェストGT

単体で装着可能な胸部プロテクター。わずか16mmの最薄設計でありながらCE規格EN1621-3 Level2認証取得、JMCA推奨胸部プロテクターLevel2取得の確かな保護能力。軽い着け心地とメッシュ素材の裏地で季節問わず、ツーリングから日常使いまで様々な用途でスタイリングを崩さず使えます。

 

バックプロテクター NetCubeバックプロ

単体で装着可能なバックプロテクター。わずか20mmのパッド厚み、x7サイズの重量が約650gと軽量設計でありながらCE規格EN1621-2 Level2取得。サーキットからツーリングまでカバーする性能ながら、柔軟な素材で小さく折り畳んで収納することができます。

チェスト+バックプロテクター NetCubeアーマー

先に紹介した胸部+バックプロテクターを組み合わせたプロテクターセット。別売りのハーネスを使用することで、胸部プロテクターを単体で使用することも可能です。プロテクターの着用が義務付けられているサーキットコースなどに最適です。

エルボー/ニープロテクター NetCubeエルボー/ニーガード

転倒時に負傷しやすい関節部位を保護するプロテクター。CE規格EN1621-1 Level2取得で、関節の可動域を妨げない動きやすさと保護性能を両立しています。へたりにくいゴムベルトで固定します。

プロテクションジャケット NetCubeジャケット

胸部、背中、肘、肩にそれぞれ最上級のプロテクションパッドを配置したジャケットタイプのプロテクター。腰部のウェストベルトで装着感を高めることができます。競技ユースに最適です。

プロテクションベスト NetCubeベスト/ベストプロ

夏場の競技使用に最適なベストタイプのプロテクター。プロは胸部、背中、肩にそれぞれEN1621-3 Level2、EN1621-2 Level2、EN1621-1 Level2認証の最上級プロテクションを備えます(ベストは肩プロテクターが付きません)。メッシュ素材で快適に使用することができます。

プロテクションパンツ NetCubeショーツ

EN1621-1 Level2認証のプロテクションパンツです。転倒時の衝撃を軽減します。通気性の良いメッシュ素材で、快適に着用することができます。

 

Hybridシリーズ

ザンドナのフラッグシップ的存在のプロテクションシリーズ。「Net3 Technology」で成形したプロテクションパッドにアンチトーション機能付の高品質なプラスチックプレートを加えた、機能性とデザイン性を高めたハイエンドモデル。

バックプロテクター HYBRIDバックプロ

 

脊椎を守るように配置された特徴的なプラスチックプレートはアンチトーション機能付、脊椎への捻じれによるダメージを軽減します。ボディプロテクターとしては珍しく豊富なカラーラインナップで、ファッションの一部としてヘルメットやゴーグルに合わせた色を選ぶことが可能です。

【アンチトーション機能】

事故などの際に背骨が逆方向(後ろ方向)に捻じれるのを防ぐ機能です。直立から前傾方向に対してのみ可動するプレートが、脊椎への深刻なダメージからライダーを保護します。

チェスト+バックプロテクター HYBRIDアーマー

Net3テクノロジーの胸部プロテクターとHYBRIDバックプロテクターを組み合わせたセットです。

↓その他のザンドナ商品ラインナップについてはこちらから!↓

 

ボディプロテクターの効果とは?

さて、どんな乗り方をしても生身である以危険を伴うのがバイクという乗り物。安全運転をしていれば、しっかりしたヘルメットを被っていれば、高いプロテクターを着けていれば…大丈夫、というわけではありません。フルフェイスヘルメットにレース用のツナギ(スーツ)を着ていても怪我をする時はするでしょう。ただプロテクターを着用することで、

・怪我の程度を軽減する
・死に繋がる致命傷を防ぐ

可能性を高めることができます。いわゆる保険のようなものですね。

例えば上でご紹介した胸部プロテクターNetCubeチェストGTは税込価格が9,570円、1年間使ったとして1か月797円3年間使うと1か月265円程度で万が一に備えることができますどうでしょう、月々の任意保険料より安いくらいではないでしょうか?

ジャケット付属のプロテクターは脱着の手間が無くて勿論良いのですが、異なるメーカー間では流用できない場合が多く、ジャケットを買い替える時に選択肢が少なくなりがちです。その点、ザンドナは大半が単体で装着可能な独立プロテクターなので、ジャケットを買い替えても普段着でも夏でも冬でも使い続けることができます!

↓ザンドナとの相性もバッチリ、レブイットの新作ジャケットの紹介記事はこちら↓

今回はザンドナの代表的なプロテクターをザーッとご紹介させていただきました。気に入ったものがあれば是非あなたもザンドナマンに!

 

そんなこんなでこの記事を書いていたら、EICMA真っ只中のザンドナ担当者から来年の新商品カタログが届きました。

おや・・・・・これは・・・・・ザンドナウーマン誕生か・・・?

新商品についてはまた次回、紹介していきます!

走りだせば、それはツーリング。

命大事に、ザンドナマン。

ANDO

ANDO

命大事に、ザンドナマン。

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