19年ぶりに復活させようとしたクルマの中から出てきた物とは、何とあの頃の!!! - プロトツーリング部
  • 2021.10.18

19年ぶりに復活させようとしたクルマの中から出てきた物とは、何とあの頃の!!!

ブレーキ

コロナ渦の続く中、いつ自分の身にも何が起こってもおかしくない状況が続いています。あらめて家族に迷惑をかけてはいけないと思いはじめ、身のまわり整理を兼ねて粗大ゴミ化しているクルマを動かそうと決心しやっと重い腰を上げる事に。(今となってはこのきっかけを与えてくれたコロナ渦にはある意味感謝かもしれません。)思い返せば「そのうちに」とか、「余裕ができたら」とか、「いつかは」などと自分に言い聞かせ、ついつい先延ばしにしてしまった典型的なだめだめパターンでした。車検が切れたのは平成14年12月6日なので約19年近くの保存(世間一般では放置という)していた事になります。自分の記憶では10数年位と思っていたのですが、ホント都合のよい記憶でした。

【名古屋 73】 この時代はまだナンバーの分類番号が2桁でしたね。「当時のクルマには当時のナンバーでないと」などという訳の分からない理屈から毎年このナンバーに納税し続け、気づいたら増し増しの増税X19回分。計算したくありません。振り返りたくありません。誰も褒めてくれません。

しかしここ最近の旧車ブームで、例えば空冷ポルシェとかで、品川33 や 横浜34 ナンバーだったりすると専門店ではこれらナンバーも付加価値として査定に上乗せされているようです。もちろんディーラーや買取業者ではナンバーの価値はゼロですが、専門店であればその価値がわかる新たなオーナーさんへと引き継いでいかれるのでしょうね。(などと、自分や周囲に対して都合のよい持論を振りかざして、なんとかここまで所有し続けるモチベーションを維持してきましたが、正直何度も心が折れかけて「もう手放そうか」と思ったことは幾度となくありました。価値観の違いとはいえ自分にとっては「手放す」という事が、周りからみたら「処分」と表現されてしまうんですよね。少しばかり残念です。)

で、前置きはこれ位にして本題であるクルマの中から出てきたものとは…

これです!   なーんだ、ブレーキホースのスウェッジラインか…

いやいや、ちょっとちょっと、これは発売開始当時の初期型パッケージのスウェッジライン ブレーキホースキットです。そうなんです。当時を知っているハズの方は思い出してください。懐かしさに浸ってください。発売当時のスウェッジラインの衣裳はこんなんだったのです。当時は各店舗様の店頭には、これらがずら~っと車種別に陳列していただいておりました。この時はブレーキフルードも付属され、フルードのデザインも当時のものです。そして当時付属されていたSWAGE-LINEステッカーがこれ、

こちらも発売当初に同梱されていた初期型仕様のステッカーです。当時の愛車に貼っていただいたお客様ありがとうございました。なんとなく当時を思い出していただけたでしょうか?今よりもカスタムに対してイケイケだったかもしれませんね。そしてさらに肝心なキットの中身ブレーキホースの仕様はというと、こちら

今となっては絶版品、アルミフィッティングでカラーが【ガンメタ】仕様でした。このガンメタカラーというのが実はステンレスとは違った風合いがあり人とは違う物を求める方々に支持されていましたが、残念ながら平成22年(2010年)に惜しまれつつラインナップから姿を消してしまいました。ホースのコーティングカラーも、現在はブラックですが当時はやや薄めのスモーク、そしてマーカーチューブも二面に、PLOT と SWAGE のダブルネームの豪華仕様でした。現在は一面に SWAGE のみの仕様となっております。

ひょんなことがきっかけで、お宝(自分にとっては)と巡り合う事ができました。このブレーキホースキットを見つけた事で当時のいろんな光景が思い出されます。この際プロト博物館に寄贈せねばと思いましたが当然そんなものはありません。なので、このプロトツーリング部の中に記録しておきたいと思います。

Monsieur

Monsieur

弱い言葉 『 希少、レア、限定、世界初、初期型、最終型、絶版、当時物、唯一無二、ラスト1個 など 』 これら言葉の誘惑にいつも負けてしまうダメダメ生活。

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