【S&S】継続車検対応!2,000㏄超えのエンジンに載せ替えて、合法的にツーリングしませんか?(2/3話目)

2019年12月16日

誰も成し遂げなかったハーレー合法カスタムの提案 ~開発秘話・スペシャルショップとの共同作業(2/3話目)~

【祝!国土交通省改公認エンジン載せ替え】 全3部作
「PROJECT ENGINE SWAP T124」
さまざまな理由から、ゼロエンジニアリング ロードホッパーを日本及び世界各国の規制に対応させた技術と経験を持つプロトと、ハーレーダビッドソンのカスタム・インジェクションチューニングで定評のあるフォレストウィング(カスタムショップ:愛知県名古屋市天白区植田西2丁目708)が手を組み、自動車排出ガス試験(WMTC モード)・加速走行騒音試験に臨むこととなった。
排出ガス試験(WMTC モード)は、CO、THC、NOX、CO2 等を測定し、全ての排出量に対し基準値以下でないと不合格となる。CO・THC を減らせばNOX が増え、NOX を減らせば CO・THC が増える。インジェクションチューニングで定評のあるショップでも、自動車排出ガス試験(WMTC モード)に挑戦したショップは数多くない。CO、THC、NOX、CO2 の測定は気温や湿度、気圧なども関係し、試験前におこなうテスト走行で合格数値を出しても安定しない以上、納得のいくまでテストはおこなわれた。この排出ガス試験で一番苦労したのは、エンジン温度・室温25℃からスタートするコールドスタートだった。S&S製大排気量エンジンの多くは、イージースタートカムシャフトを搭載している。イージースタートカムシャフトとは、オートコンプレッションリリースの様な機構をカムに設け、エンジン始動時に燃焼室内に堆積している未燃ガスを触媒の効いていないマフラー側に抜いてしまうことだった。さまざまな高いハードルもあり、通常業務とは別に、毎晩遅くまで計測・調整を繰り返し約 6 ヶ月の日々を費やし、日本車両検査協会より自動車排出ガス試験結果・加速走行騒音試験結果の合格通知を受け取った。

~次回、陸運局との闘いへと続く(3/3話目)~


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S&S製T124コンプリートエンジン

公認取得後の自動車検査証上の原動機の型式は「P」、排気量は「2.03L」(2,030㏄)となり、車両型式は「EBL-FLHM改」になります。
選べるエンジンカラーは3色から:ブラックエディション / リンクルブラック&クローム / ストーングレー
品番1:310-0836A (ブラックエディション)
品番2:310-0401A (リンクルブラック&クローム)
品番3:310-0512A (ストーングレー)
価格:オープン
適合車種:FLTRXS(ロードグライドスペシャル) / FLHXS(ストリートグライドスペシャル) 15-16 (型式:EBL-FLHM / 原動機の型式:M)

S&S製T124(2,030㏄)エンジンに載せ替えて、堂々とツーリングしてみませんか?
プロジェクト全面協力:フォレストウイング
住所:愛知県名古屋市天白区植田西2丁目708
TEL:052-848-6819

清水パーキングエリアに車両展示

新東名 清水パーキングエリア(上下線共通)フードコート内に S&Sコンプリートエンジン搭載の車両を展示
期間 2019年12月14日~2020年1月16日

  1. 【S&S】公認について詳しくはこちら
  2. 清水PA車両展示について詳しくはこちら
  3. 【S&S】前回の記事はこちら