【ariete】ARI フォークオイルシールについて

2018年9月11日

◆ ARI フォークオイルシール

フォークからオイルが滲んでいるオートバイを見たことはありませんか?


多くの場合、オートバイのフロントフォークにはフォークオイルが内蔵されており、これを密閉するのがフォークオイルシールの役割です。
フォークからのオイルの滲みは、オイルシールの経年劣化による硬化や、摩耗による隙間が主な要因として挙げられます。その際、フォーク内のオイルが足りていない状態では場合によってフォークの正常な動作が困難になり、操縦安定性が著しく悪化してしまう恐れがあります。

フォークオイルシールは、フロントフォークの内側と外側の筒内部に組み込まれています。前述の通り、オイルシールは オイルを密閉する為に取り付けられていますが、他にも重要な役割を担っています。フォークが伸び縮みする際の摩擦抵抗を削減する事で、サスペンションの本来の性能を引き出す事を可能とします。

ariete が展開する ARI フォークオイルシール には XNBR という素材を使用しており、純正品等に従来から使われている比較的安価な素材、NBR よりも 破断・摩擦・熱・薬品 に「強い」、言い換えれば「寿命が長い」

また、摩擦抵抗を極限まで引き下げられるよう、摺動部に接するオイルシールの『リップ』部分は丁寧に研削処理が施されています。

XNBR はオイルシールとして優れた素材であるのにも関わらず、これまで主にコストの面から採用されてきませんでした。
しかしながら ariete は、70年に渡り樹脂製品の研究開発を行っており、そうしたノウハウを持つからこそ生まれた高性能オイルシールです。

 

XNBR を採用した
ARI フォークオイルシール
〇 の部分に組み込まれます。 フォークオイルシールを密閉しつつ、
摩擦抵抗を削減しています。

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