2021 エアスティンガーステルス
エアスティンガーステルスエアクリーナー発売。
2020 カム&キャリブレーションキット
排ガス規制対応のパフォーマンスカム&チューナーキットを発売。
2020 キング・オブ・ザ・バガーズ
S&Sのインディアンチャレンジャーがキング・オブ・ザ・バガーズで優勝。
2020 インディアンフラットトラック
S&Sスポンサーのインディアンフラットトラックチームがコロナ規制の中、4度目の優勝。
2019 インディアンフラットトラック
S&Sスポンサーのインディアンフラットトラックチームが、フラットトラックレース上位を独占。3度目の優勝。
2019 ストリート合法エグゾーストシステム
CARB(非常に厳しいカリフォルニア州の排ガス規制)対応のエグゾーストシステム作製、純正よりもハイパワーを実現。
2018 M8ビッグボアキット
ミルウォーキーエイト用124CIおよび128CIボルトオンビッグボアキット発売。
2018 インディアンフラットトラック
S&Sスポンサーのインディアンフラットトラックチームがまたもや、フラットトラックレース上位を独占。
2018 ロイヤルエンフィールドの記録を塗り替える
S&Sが整備したロイヤルエンフィールドツインがソルトフラッツで記録を塗り替えた。
2017 50州規制適合エグゾーストシステム
ツーリングモデル用に初の50州規制適合マフラー、EL DORADOを発売。
2017 M8用カム
ミルウォーキーエイト用にチェーンドライブおよびギアドライブカムシャフトをリリース。
2017 ケーブルスロットルボディ
ケーブルスロットル車両向けに大型スロットルボディ、スロットルホグを発表。
2017 M8ステルス
ミルウォーキーエイトエンジン適合のステルスエアクリーナー発売。
2017 インディアンフラットトラック
S&Sスポンサーのインディアンフラットトラックチームが、フラットトラックレース上位を独占。
2016 エグゾーストシステム内作
全てのエグゾーストシステムの内作を開始。
2016 Mk45マフラー
ツーリングモデル用4.5インチ径マフラー、Mk45シリーズ発売。
2016 110CIにさらなるパワーを
110CIエンジン用カムおよびピストン発売。
2015 143CIエンジン
純正バガーシャシーに搭載可能な143CIエンジン(160馬力)を発表。
2013 オイルポンプ
TC3オイルポンプ、カムサポートプレート発売。
2013 ドラッグレース優勝
S&Sチームが、北米ドラッグレースのプロストッククラスで優勝。
2013 S&Sオイル
S&S製エンジンオイル、トランスミッションオイル発売。
2012 世界最速バガー
S&S支援のバガーがボンネビルスピードウェイにて時速200マイル(時速321km)を超え、世界最速バガーとなる。
2012 スロットルホグ
電子スロットルモデル用スロットルボディ、スロットルホグ発売。
2012 ステルス
ステルスエアクリーナー発売。
2011 コンプレッションリリースカムシャフト
イージーカムシャフト発売。遠心コンプレッションリリース機構で大排気量エンジンでも始動が簡単にできるようになった。
2010 ウィスコンシン製カムシャフト
カムシャフト内作を始める。
2010 CNCポート加工
ビッグツインシリンダーヘッドのCNCポート加工サービスを開始。
2009 クレインカム
クレインカム社を買収。
2009 K-BOBB
限定コンプリート車両K-BOBB発表。
2009 エンジン・オブザイヤー
KNシリーズエンジンがエンジン・オブザイヤーに選出。
2008 KNシリーズ
KNシリーズエンジン発売。
2008 エンジン・オブザイヤー
X-Wedgeエンジンがエンジン・オブザイヤーに選出。
2007 地上最速新記録
マックストンマイルと、ボンネビルスピードウェイで新記録を樹立
2007 フラットヘッドパワー
ビンテージエンジンパーツメーカーのフラットヘッドパワー社を買収。Pシリーズエンジンがスタージス2007でお披露目。
2007 “フレッド“
元々”フレッド”という名前だったエンジン、X-Wedgeがデビュー(プロジェクトは1998年から)。この117CIインジェクションエンジンは08、10年排ガス規制に適合。
2006 SPOマフラー
ハーレーツーリングモデル向けSPOマフラー発売。長距離走行でも比較的静かなマフラー音が特徴だった。
2004 施設拡大
2004年8月、ウィスコンシン州ラクロスに倉庫、物流拠点、カスタマーサービスセンターを含む新施設開設。
2004 累計50万ユニット
スーパーキャブシリーズ累計販売50万ユニット達成。
2004 栄誉ある賞を受賞
145CIトリビュートエボリューションスタイルエンジンがハイテクプロダクト・オブザイヤーとVツインエンジン・オブザイヤーに選出。
2003 145CIトリビュートエンジン
145CIトリビュートエボリューションスタイルエンジンがS&S創立45周年を記念して作製、ハーレーダビッドソン社100周年の年でもあり特別モデルに搭載された。
2002 VFI
3年の研究開発を経てVFI(可変フューエルインジェクション)モジュールをリリース。95-01年のエボリューションエンジンとツインカムエンジンのカスタムに対応。またイグニッションタイミングを学習するECUもリリース。
1999 スピントロン
非常に価値ある試験設備であるスピントロンを導入。バルブトレインやエンジン内部パーツをウォッチ、バルブポジションとクランク角を詳細に把握でき、開発を促進。
1998 栄誉ある賞を受賞
Hot Bikeマガジン社から、4インチボアスーパーサイドワインダーエンジンがハイテクプロダクト・オブザイヤーに選ばれる。また、Ehlert Power Sportsマガジン社からアフターマーケットメーカー・オブザイヤーに選ばれる。
1998 飽くなき研究開発
ウィスコンシン州から「飽くなき研究開発」賞を受ける。
1997 一位へ返り咲き
S&Sが支援する車両がプロストッククラスで優勝した。許される最大排気量よりも20CI低い排気量での優勝だった。そこで使われたシリンダーを基に、プロストックシリンダーが開発された。
1996 さらなる5つの記録
119CIスポーツスターと、89CIスポーツスターが計5部門で記録を塗り替えた。
1996 製造に関する品質改善
クランクケースやシリンダーヘッド発売後、製造に関する問題の複雑性が増しており、品質管理プログラムの導入が必要となった。測定機器を導入。
1995 時速200マイルを超えろ
S&Sが支援するドラッグレースバイクが時速200マイル(時速321km)を0.25マイル以内で超えた初めてのハーレーとなる。
1994 エボリューション
エボリューションスタイルのクランケースとシリンダーヘッドを発表。この成功により、多くの競合相手を生んだ。しかし、競合パーツには車両適合問題が多発した。S&Sはすぐさまロングブロックエンジンをリリースし、適合問題を解決。顧客の信頼を勝ち取った。
1991 スーパーE、Gキャブの原型
顧客の要求によりレース用にスーパーGキャブとスーパーDキャブの開発・テストを始める。のちに人気商品であるスーパーEキャブとGキャブに繋がる。
1991 世界最速のストリートハーレー
スピードウィークに出場。スーパーGキャブの試作品を搭載したTramp 3号機は時速226.148マイル(時速363km)を叩き出し世界最速の市販車ベースバイクとなった。またスポーツスターも時速159.784マイル(時速257km)を出した。スポーツスターは、在庫パーツやストリートタイプの汎用スーパーGキャブを使っており、世界最速のストリートハーレーとなった。
1990 さらなる記録樹立
Tramp 3号機で時速214.565マイル(時速345km)を記録。FX系も出走し時速154.820マイル(時速249km)をマーク、ビッグツインにおける記録を塗り替える。
1986 無念のリタイヤ
前年の顔ぶれ、Tramp 3号機、ストリームライナー、FX系に加えサイドワインダーキット装着のスポーツスターも参戦。新記録を打ち出せる実力があったが、失敗や荒天に見舞われリタイヤ。このストリームライナーは今もS&S社に展示されている。
1985 さらなる記録
ソルトフラッツで行われた別レースにて、地上最速時速280.145マイル(時速450km)を記録。
1985 ボンネビルスピードウィークへの帰還
Tramp 3号機、ストリームライナー、サイドワインダーキット搭載のハーレーFX系で臨んだ。FX系は時速141マイル(時速226km)をマーク、レースまでの往復の道のりも走破しサイドワインダーキットの実力を証明。またTramp 3号機も好記録をマーク。
1983 スーパーDキャブ
ジョージ・B・スミスが大径キャブレター、スーパーDの開発を始める。
1981 ツースロートインテイクシステム
父の跡を継ぎ、ジョージ・B・スミスがツースロート型1-5/8インチ径ガスキャブレターを完成させた。
1980 MGLキャブレター
1-7/8インチ径ガスキャブレター発売
1977 次に来るのはカムだ
カムシャフト発売開始。サイドワインダービッグボアを搭載したショベルヘッドに欠かせないとの市場の声がありテストを重ねて開発。
1976 サイドワインダービッグボアキット
ショベルヘッド用3-5/8インチボアシリンダー&ピストンキットを発売。自由のための戦った、アメリカ独立戦争時の旗に描かれたシンボルであるガラガラヘビ=サイドワインダーが商品名の由来。
1975 ティアドロップエアクリーナー
ティアドロップエアクリーナー付きのキャブレターを発売、S&Sの看板商品となる。
1972 さらなる記録
96CIのスポーツスターでボンネビルスピードウェークに出場、前年よりも数字を伸ばし時速206.544マイル(時速322km)を記録。
1970 地上最速記録
スポーツスターのエンジンを使用したストリームライナー(流線形レース車)の改造に関わり、地上最速記録、時速265.492マイル(時速427km)に貢献する。
1969 時速200マイル常連
ボンネビルスピードウェークにて、S&Sはライダーを支援。そのスポーツスターは瞬間時速202.379マイル(時速325km)を記録した。
1963 ウィスコンシン州ヴァイオラへ!
ジョージは、ウィスコンシン州の田舎町ヴァイオラにあった農場が売りに出されているのを見て、この地を彼の余生を過ごす場所と決めた。設備や車両を保管できるほどのショップ建造を計画した。1969年に家族で移り住み、バイクとは別に持ち合わせていた、農業と畜産への情熱を追い続けた。
1960 最初のストローカーキット
ユーザーが困らないように、取り付けに必要な部品をすべて含むストローカーフライホイールキットを発売。フライホイールに加え、プッシュロッド、プッシュロッドカバー、シリンダーベースシム、スタッドボルト、インテイクマニホールド、取扱説明書までキットに含まれていた。
1959 良いパーツには良い設備
ジョージと妻のマージは住宅担保を元手に旋盤を購入。ジョージの仕事哲学、「良い機械は高額だが、そのうちお金をもたらしてくれる」に基づいていた。
1958 S&S Cycle創立
ジョージとスタンレーが手を組みS&S Cycle社を立ち上げる。最初に作ったのは、ナックルヘッドおよびパンヘッド用の軽量アルミソリッドリフター/プッシュロッドキットだった。
1953 スミスとスタンコス
ジョージは、ボンネビルソルトフラッツで行われる世界最高峰スピードレース、ボンネビルスピードウィークに出場すべくチームを結成。友人のスタンレー・スタンコスも含まれた。ジョージの車両Trampを更なるスピードモンスターにするためには、自作ピストンが必要だった。当時家具店を営んでいたスタンレーの店にあった旋盤で作られたピストンはTrampに搭載され、排気量は91CIまで上昇した。
1952 すべての始まりはレースだった
1952年夏、創始者のひとりであるジョージ・J・スミスがシカゴにてローカルドラッグレースに出場。39年式ナックルヘッドのフライホイールやシリンダーを改造し「Tramp」と名付けた車両を使用した。その年レース出場を続け他の追従を許さず、ジョージは時速123.45 マイルを記録、時速125マイル(時速200km)というスピードがこの時から珍しくなくなった。