40年の長きにわたり二輪業界で活動してきた我々プロト。
次の時代のあるべき姿を模索する中で、
二輪業界に携わる我々にとっても地球温暖化をはじめとする
環境問題への対応は見過ごせない課題でした。
そして、モビリティの電動化に着目した我々は2017年より
e-Bike(電動アシスト自転車)事業を開始。
2020年には新たに「電動スクーター事業」を立ち上げました。
この電動スクーター事業では、電動モビリティメーカーGocciaの
GEV600を改良開発し日本市場へ導入しました。
この事業最大の目的は「環境に優しい電動スクーターを初めて市場に定着化させること」。
その中で「買い求めやすい価格の追求」「乗り物として安心できるサービス体制の追求」
「ガジェット(気の利いた小道具・電子機器)としての使い方の提案」の
3つを課題とし改良開発に取り組んできました。ガソリンスクーター同等の価格、
プロトが持つオートバイ販売店ネットワークを活用したメンテナンス体制、
通勤・通学など日常使いを意識した性能の追求などが評価されGEV600は累計で2500台以上を販売。
多くのユーザーにご使用いただいています。
そして2024年秋、GEV600はプロトのオリジナル電動スクーター「PEV600」として生まれ変わりました。
保安基準に適合した車両として認められ型式認定を取得。
国や一部自治体が用意する購入支援補助金制度の対象車となり、より手の届きやすい商品になりました。
今後も新たな電動モビリティを順次展開し、より快適で持続可能な移動体験をご提供してまいります。