社員インタビュー

メーカー、インポーター、専門問屋として、厳しい基準をクリアした高品質の二輪、四輪用部用品等をお客様にお届けしています。独自の発想を成長の原動力として事業の幅を広げ、新たにE-Bikeなど電動モビリティ事業も展開中です。日本市場にとどまらず、アメリカ・ヨーロッパ・東南アジアなど海外マーケットも視野に「やりたいこと」「面白いこと」の実現を目指して挑戦を続けています。

”こだわりをカタチに”

オリジナル商品課│勤続年数26年│四駆師匠KUNIさん

「カタチ」になるまでにはどれくらいかかるの?

企画が通った商品は、3次元測定器などで、車体の採寸(測定)を行い、3D-CAD/CADシュミレーションにて、データ化し、実際にカタチにしていきます。

設計した商品は、光造形の3Dプリンターを使用して「内作試作」で試作品を造り、車体へ取り付けの確認を行い、取り付け確認ができたモノは「外注試作(金属試作)」を造りテストを行います。

何度もテストする試作品は限られており、基本的には、「CAE解析」や「CADシュミレーション」「工業試験場」での強度試験にて、商品に求められる要件は確保していますね。

主に「取り付け確認」や「操作性」といった「ユーザーの感覚」に関係する商品は、企画担当者と実際に車両を運転、いわゆる「走行試験」を行い、自分たちで体感し感じたことを、お互いに意見を共有しながら、試作品の「テスト・評価」をして、「より良いモノ」にみんなで仕上げていきます。

開発・設計担当者が「商品を造るときに大切にしていること」ってありますか?

もちろんありますよ。

1.開発車両が自分が所有している気持ちになって、「機能/形状/便利性」等を設計してる。

例えば、興味の無い車両の商品開発のパーツ開発を素の状態で考えてしまうと気持ちの入った商品にならず、ユーザーの心に響かないモノになってしまうため。

2.商品を設計している時は「楽しんで設計する事」を心がける。

3.どんな商品でも「新しい発想を取り入れる事」を心がける。

4.世の中には、自動車のパーツ以外にも「様々なモノ」が存在するので、「世の中のモノ」を参考に、機能や形状も取り入れる。

5.業務時間外でも、妄想しながら「想像力」をつける意識をしている。

上記のことをいつも「商品を造るとき」に心がけていますよ。

常にアンテナを張り巡らせて、商品を造る上でのヒントも、割と「身近なところ」で見つかったりしますね。

プロトで一緒に働かないか!

ジムニーの「あの棒」開発者?!

オリジナル商品課の開発テストの裏側に密着

TOYOTA LAND CRUISER 70 幌

プロトやネオプロトの「のぼり」を見かけたんですが...

これは毎年豊田市のさなげアドベンチャーフィールドで行われる【ブラッドレー杯】の写真ですね。

走行会や競技ではプロトのオリジナル製品「SWAGE-LINE」のブレーキホースを協賛しています。

ランドクルーザーなど、四駆を乗られる方々は、リフトアップなどのカスタムを施すため、必然的にブレーキホースの交換を必要としたり、スポーツ走行を行うためには、各部のパーツに高い負荷がかかるため、性能を上げるパーツが必要としたりします。

協賛する意味としては、僕らの造った製品を「たくさんの方々に知っていただく」という目的ではありますが、

僕らの造った製品を利用していただき、そういったものに出られる方々が「安心して走行会や競技を楽しんでいただくため」にも、様々なシーンで協賛支援を行っています。

KUNIさんはずっとランクルだったの?

18歳~22歳までは、スポーツカーで「峠を走ったり」「ドリフトしたり」「ゼロヨンしたり」して、「クルマの楽しさ」を知りました。

22歳頃から「アウトドア」に興味を持ち、オートキャンプから始まり本格的なキャンプをしたくなり、「三菱デリカ」を購入しましたね。

山道を登って行くのに、デリカで登れない道を、ランクルが、何事もなく「登っていく姿」を見て、「ランクルに一目ぼれ」してしまい、ランクル77(ロング)を購入したのが、僕の最初のランクルです。

ランクルでキャンプしていると、自然に「ランクル友達」が増えていき、「オフロード走行の楽しさ」を体感させてもらいました。

ランクルの沼にハマり、ランクル73(ミドル)に乗り換え、キャンプを辞めた後は、クロカンに目覚めて、トライアルという「実力を試す競技」に、長い間夢中なっていました。

結婚を機に、オフロードから離れていましたが、愛知県のローカル番組の山口智充さんが出演する「ぐっさん家」で、ぐっさんが旅の足として使っているJEEPを見た時に、

四駆のオープンカーで「のんびりと旅でもしたい」と思い、子供も手が離れた頃でしたので、ランクルのオープンカー「ランクル70幌」を購入しました。

暫く休日は旅を楽しむ「ランクルライフ」を送っていましたが、一度遊んだオフロードをきっかけに、再度クロカンという土遊びに火が付いちゃいました。笑

新型ジムニーをきっかけに、「四駆ブーム」が訪れ、さらにランクルも令和になり再度評価され、若い世代もランクルに乗る人たちやジムニーなどの四駆に乗る人たちも増えて盛り上がってきています。

昔とは違った気持ちで「また競技にも参加して」四駆仲間と楽しい時間を過ごしていきたいと思っていますよ。