2025年6月11日
九州工業大学KIT-Formula | ものづくりの情熱が生み出す学生フォーミュラへの挑戦
写真は2024年大会(AICHI SKY EXPO)
KIT-FORMULA(九州工業大学 学生フォーミュラチーム)
KIT-FORMULAは2004年に、設立し、九州地区のチームとして、初めて学生フォーミュラ日本大会に参戦しました。20年以上の歴史の中で、毎年フォーミュラカーを製作して学生フォーミュラ日本大会に挑戦しており、現在は60名近くの部員で活動しております。
2024年プロジェクト
2022年から3か年計画でシングルナンバーを目標に活動し、3年目にしてフルモデルチェンジした新車両KS-20で総合成績9位を獲得し、無事目標達成できました。プロジェクトの中で、エアシフター(パドルシフト)や機械式LSDの新規導入、そして走行テストの面ではプロドライバーを自ら招待してドライビング講習会を開催するなど、様々なフェーズに挑戦しました。
写真は2024年大会(AICHI SKY EXPO)KS-20
2025年プロジェクト ~意思が宿る1台~
「意思の宿る一台」というコンセプトには、ドライバーの「意のままに操れる性能」を実現するという目標が込められています。この性能は、単に速い車を作るだけでなく、ドライバーの意思と車両性能を高度に融合させるというエンジニアの強い思いから生まれました。
KS-21は“九工大最高順位の更新”である7位を目標に、車両を開発しました。KS-20の弱点であった過渡領域での運動性能の向上やドライバビリティの改善をしつつ、様々な電子制御を導入しました。エアシフターに引き続きオートシフター、アクティブLSDなどに挑戦し、確実な性能向上を目指します。
2025年モデルKS-21